市民の手による街の再生の実現に向けて
地域は集団化合意に向かう動機づけと共通目標を見いだしうるのか
地域に住まう市民は生活様式の向上に関わる多様な夢を持っています。この夢は地域の交流活動や公的施策を機会に刺激され、様々な様相で展開して行きます。住まうことに関しては、市民それぞれの生活背景、各世代の社会的価値観など物的及び精神的多様性を持ったものとして語られます。
この多様に語られる市民の街の環境改善へのテーマとしたものにメスをいれ、集団目標としての象徴的言葉と具体的指標による具体的な展開ができる目標像、動機づけを模索し構築する必要があります。この所作には、ここ密集市街地に住まい、労働することの根底にある「市民は、人は何に向かって活動しているのか」の解明努力が規範となりましょう。
市民の地域環境改善にかける想いの具体化に向け、大事なことが、共通の想いの確認、共通の計画意図(狙い)を言葉の表現として明らかにすることです。そして、地域の都市構造、社会構造、経済構造の特徴を読みながら、一度は具体的詳細に、街区・敷地デザイン、事業システム、権利調整状況など検討し、課題解決への融合接点を発見し、概ねの事業成立の方向を明らかにすることです。このために行政や街つくり専門家の手を借りながら、科学的姿勢のもとで環境改善の計画意図を抽出し、計画素材をもとに討議するワークショップ活動等から始めることであります。
