市民から見た再開発の評価手法に関する研究
昨今、公共事業のアカウンタビリティ向上を目的として、国や一部の自治体で政策評価や事務事業評価が実施されている。
本論では、U市において行われた公共事業の評価手法及び評価指標開発の調査研究により開発された、「事業効果評価システム」及びそれに基づいて施行されたケーススタディの概要について紹介する。そして過程で得られた市民の視点について考察するとともに、今後の課題点について言及したい。
なおU市では、現在も取り組みが続けられており、ここでの「事業効果評価システム」は、検討過程の初段階のものである。そのためU市の御担当より、地名等の固有名詞については匿名を条件として論文執筆の了承を得られた。また論文をまとめるにあたっては、この調査研究を協同した東京大学都市工学科助教授の城所哲夫先生の指導のもとで執筆を行った。
