おわりに
冒頭で、マズローの「欲求の階層論」に「商品」の需要をあてはめてご紹介しました。これを、まちづくりに当てはめると、
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第1段階 住める場所さえあればよい
(戦後の混乱期)
第2段階 他の人と同じ水準の暮らしがしたい
(住宅供給政策の活発化)
第3段階 モノに囲まれ、より高級な暮らしがしたい
(バブル期)
第4段階 シンプルでも自分らしい暮らしが欲しい
(プロシューマー的生活)
第5段階 自分らしさから地域らしさへ
(パブリックインボルブメント)
このように表現できるのではないでしょうか。
政治的には地方分権や地方自治が活発に議論され、法制度としては中心市街地活性化法やNPO法などが施行された現代は、より地域の、あるいは市民の発言力が増していく社会と言えます。そうした社会では、自然とそこにくらす市民が自らの住む街について考え、上から与えられた街ではなく、自分たちで作る街に住みたいと考えるようになるでしょう。そこで求められるのは、まちづくりの専門家である人々が、市民に対して優良で質の高い情報や素材、提案などを提供し、市民自らが選択し決定できるしくみを作り上げることではないでしょうか。
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